こころの歌創作教室

第2回 歌詞を創ろう(その1)


歌詞は話しことばの仲間
 さあ、歌詞を創りましょう。 「ことば」で気持ち、思い(想い)を伝えます。 コトバには「話しことば」と「書きことば」がありますが、声に出して歌うための歌詞を創るわけですから、ここでは「歌詞は話しことばの仲間」だと考えることにします。つまり「誰かに向かって想いを伝える」ことばを書き留めるわけです。


だれが 私が
私たちが
日本人が
人間が
犬が
小鳥が ・・・


だれへ あなたへ
私自身へ
家族へ
男たちへ
小鳥へ
みんなへ ・・・


何を伝える? 愛を伝える
願い事を伝える
別れのことばを伝える
平和を呼びかける
約束する
思い出に浸る ・・・


といった具合です。

 大切なことは、最終的には「歌を聴いてくださるより多くの方々」へ「好感・共感・感動」していただけるよう努力すべきですから、<独りよがり>にならないよう、<より多くの方々に想いが伝わる>よう努力すべきでしょう。

歌の最後にまとめの部分を用意し締め括る
 次の詩を読んでください。タイトルは「かあさん」です。この歌は成人の姉妹が創りました。二人がまだ幼いうちに天国へ旅立ったお母さんの思い出を歌います。
 多くの歌はこのように1番・2番・・と、同じメロディを繰り返しながら、歌詞が変わってゆく形をとっています。 そのままで終わる場合もあるし、この歌のように最後にまとめの部分を用意し締め括る場合もあります。 「かあさん」では1・2・3番と母さんの思い出を語り、最後に「ひとは皆、こうして生きてゆくんだね」と締め括っています。



  1. コスモスの花のように 優しかったね
    きれいな言葉がいつも 光っていたね
    年がどんなに過ぎても 忘れることはできない
    あなたの笑顔と優しさは いつも心に残ってる

  2. コスモスの花のように 微笑んでいたね
    嬉しいことがあると 喜んでくれた
    年がどんなに過ぎても まぶたに浮かぶ
    あなたの笑顔と優しさは いつも心に残ってる

  3. コスモスの花のように 綺麗だったね
    悲しく沈んでいると 励ましてくれた
    今はどんなに辛くても 乗り越えてゆける
    あなたの笑顔と優しさは 私を強くしてくれた

    あなたが見守ってくれるから 強く生きてゆける
    ひとは皆 こうして想いのなかで 生きてゆくんだね




さあ、ふたりはこの歌詞にどんなメロディをつけ完成させたのでしょうか。それでは、「♪かあさん」を聴いてください。(「かあさん」 作詞・作曲:コスモス 歌:歌丸真也子 指導・編曲:著者)

※本講座で使用される音楽は、すべて著者の監修により録音・編集されたものです。
※楽曲の著作権は、著者、および、作詞者・作曲者が有します。無断で使用することはできません。



さあ、あなたの想いを歌にしましょう。
次回は「歌詞を創ろう(その2)」です。

どうぞお楽しみに。

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